明日は冬至

一年で一番夜が長く御刻、というそうです

石垣島出身の作家さとうみつろうさんの面白い記事を読みました
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【ミトキ（御刻）】
今日は一年で一番「夜」が長い日。
本当の「オオミソカ」は今夜です。
それは「科学的」においても、
そうなのです。
　
国立天文台が発表する時刻「冬至点」から、
一年は「明けて」行きますから。
　

本来、
「明けましておめでとうございます」という言葉は、
冬至点の翌朝に登る太陽に唱えました。
琉球王国では、
その太陽を『若てぃだ（てぃだ＝方言で太陽）』と呼び、
国王をはじめ、ノロ、官僚、国民みんなで
「その光」に有り難く手を合わせて拝みました。
　
　
その琉球から遠く離れたエジプトでも、
全く同じ瞬間、神官たちがピラミッドで儀式をしてました。
　
その同じ時刻に、
イギリスにあるストーンヘンジにも人々が集まり、
冬至の瞬間に「かぱっと」ハマる太陽を拝む。
　
ヤマトでは、
伊勢の神宮で、冬至の朝だけ宇治橋に太陽が昇る。
　
地球全体で「その同じ瞬間」を祝福していたのです。
とても美しい光景だったと思います。